日記のようなもの

都合の悪い部分はフィクションとします。

スパイラル

昨日は学生最後の夏休みを締めくくるべく、たっぷりと睡眠貯金をした。案の定夜になって眠れなくなったのでリビングのソファで寝て朝になったら家族に確実に起こしてもらう作戦を計画していたがいつまで待っても兄がリビングから退かない。午前四時になっても退かなかったので半ギレながら仕方なく自分の部屋で寝ることにした。兄は悪くなかった。

 

午前七時に目を覚ました。悪い夢を見たような気がした。悔しくて10分だけ二度寝をした。急いで準備をして駅へと向かった。

 

学校の喫煙所に着くと一昨日一緒に川でバーベキューをしたメンバーがいた。

久しぶり、、、じゃないな。

 

授業が終わり、先生に就活に持って行くポートフォリオの中身の相談をしてからバイトへ向かった。今日のバイトはかなり忙しかった。酔っ払ったサラリーマンは会話が成り立ってないんじゃないかと思うほど五月蝿く騒いでいた。

朝7時に起きて9時過ぎから建築の勉強をして18時からバイトで終電で帰る生活は想像していた学生像より楽ではなかった。

 

帰りの電車の中、イヤホンから流れる音楽。シャッフル機能が良い仕事をする。

バレないように隠し持ってた羽が指から落ちてった

くるくると弧を描いてスニーカーの上に落ちてった

泣くなよベイベー

ずっとそばにいるって言ったあいつもいつかいなくなった

この微熱はあの日の夢の中